2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

おすすめ

フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 馬淵睦夫さん『国難の正体』 | トップページ | 完熟のウメの、梅干しの事。梅とみかんの森農園さんの事。追記、梅酢は別に発送の事(完熟ウメが痛むので)。 武野紹鴎さんの旧宅の跡のクスノキの事。 »

2018年4月 3日 (火)

ピサロの事。インカ帝国の滅ぼされの経緯について。軍事の必要性の事。その用いる要点は、情報・精神であること。

ピサロの、インカ帝国の征服が、

どうしても不思議でした。

どうして? あれほどの少人数で、

当時の大帝国だった、インカ帝国を征服し得たのか?

不思議な書題の『銃・病原菌・鉄』ジャレド・ダイアモンドさんの、

倉骨彰さん訳で、やっと解かりました。上下巻があります。

Pisaro

このひと、

ジャレド・ダイヤモンドさんの、

眼光は鋭いと、

敬意の念を、わたくしは持ちました。

つまり、リスペクトですね。

過去、ニューギニア高地などに入った人類学者などの報告には、

わたくしは心を動かされませんでした。

ですが、

ジャレド・ダイアモンドさんは違います。

ニューギニア高地の先史あたりの生活をしている人の、

その優れた知恵について、

リスペクトしているんですね。


このあたりが、

全く違った優れたお方だと思います。

 

単なる世俗的な慣習からの位置決めをしないこと、

その個人の知恵の能動的な高さについて、

最も評価を高く感動を持ってする。

まさに、わたくしの価値観と共通であるからです。

過去は、過去であるにしか過ぎず、

未来は、今から開き行くものでしか有り得ない。

でも、過去の積み重ねで、

今があることは、どうしても、踏まえなくてはなりません。

過去の知恵をどう生かすかと言う意味で、過去は大切で御座います。

でもでも、

主力の注目点は、

未来の事ですからね。

 

それと、

大問題の課題は、『ホツマ ツタヱ』など「ヲシテ文献」は、

たった50年前ほどに現代発見と・現代研究が始まったばかりですから、

どこに何を習うと言っても、

松本善之助先生が、出発点です。

それも、

脳梗塞を発症なさいます、以前の、

シャキッとした松本善之助先生の意志が、

その、過去の時代のおこころが、

最も基本になります。

松本善之助先生が脳梗塞のご発症の以降は、

ずいぶんと、違うお気持になられておられてしまったのは、

やむなき、病状の為せるわざですね。

仕方無きことで御座います。

わたくしも、ボケないようにと、

気を遣う日々で御座います。

髪の毛も、ホヤホヤと、少しは生えて来ましたから、

少なくとも、あと、20年や30年は頑張ってゆけるかと考えております。

 

それはさておき、文明史の世界観についてたどってゆきましょう。

             ・

南北アメリカ大陸の、コロンブス以降の虐殺・征服史は、

よくよく、噛みしめるべしだと思いました。

それと、野生種のアーモンドは、

たった数十粒で致死量の青酸カリを含むのだそうです。

知らなかったら、えらいことになると、

そう思いました。ナッツを良く食べる私にはビックリで御座いました。

ちょっと意外には、

ジャレド・ダイアモンドさんは、日本のことは、

ご存じで無いことです。

 

けれども、

それは、わが国の学者の人達も同じようなものですから、

云々いってもしょうがない事だけは確かです。

馬野周二先生が『ホツマツタヱを読み解く』の、

書評を書いて下さっていました。

引用します。

『ホツマツタヱを読み解く』

 

     日本古代文字が語る縄文時代 

 

   池田 満 展望社 2001.11 発行

 

 

 池田満さんは長い間ホツマツタヱ(秀真伝)を専心研究しておられる方です。

戦後この我が国史の根本文献を発掘された松本善之助先生のかけがえのない

協力者として、この書の復元整備に絶大な貢献をされましたことは、斯界しかいに

誰知らぬ者は居りません。

 

 ですが、これまでの池田さんはいわば文献読解中心の研究者として見られて

きました。わたしもまた軽率にそう考えていました。

 

 ところがこの最新刊を拝読して、この人は今やそんな範囲を遥かに超えて、

本物の歴史家に変身していることを痛感しました。

 

 日本古代史に止まらず、歴史社会学の全スパンを通じて、これだけの深さと

幅をもって数千年の人間活動を分析した人は、少なくとも我が国にはまだ現れて

おりません。

 

 その説くところは高尚にして深刻、万事肯綮こうけいに当たっている。汗牛充棟かんぎゅうじゅうとうの

歴史家達の遠く及ぶところではありません。

 

 この書は今にして広く読まれるべき第一の書です。

 

 どうか必ず一本を書架に備え、熟読されんことを切望します。

 

           平成十三年十一月  馬野周二



   要点は、つまり、

その説くところは高尚にして深刻、万事肯綮(こうけい)に当たっている。汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)の

歴史家達の遠く及ぶところではありません。

つまりそういう事であるかとの事で御座います。

すなわち、

『古事記』『日本書紀』の原書の発見と研究のそのあとに、

わが国の歴史が、「国学」がはじめから構築をしてゆかざるを得ない、

という、

厳然たる事実に向き合う訳で御座います。

それが、『ホツマ ツタヱ』など「ヲシテ文献」の、

本来の位置で御座います。

言ってみれば、「汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)の

歴史家達」というのは、一体何の役に立つのか?

『古事記』『日本書紀』の原書が発見された、

今現在に至っての話ですけれど。

と、馬野周二先生も喝破なさってくださいました。

           ・

さてさて、

そんなことはさておき、

ひるがえって、

わが国の事にも翻案してみましょう。

『ホツマ ツタヱ』など「ヲシテ文献」

その、

『ホツマ ツタヱ』のⅠ9アヤは、

馬事の事が記されています。

Muma1

軍事の事だったわけですね。

さらに重要なポイントは、

いつくしみが、わが国の統治の基礎にあるのが、

際だってあります。

『フトマニ』の、モ・ユンと、ヲ・ユンの項目を見ますと、

良く解かります。

Yunn

 

Yunn1

『フトマニ』にはわが国の枢要の精神、

「トのヲシヱ」が濃厚に表されています。

崇高なる文献の『フトマニ』を、

単なる吉兆・凶の二分の「占い」のレベルに即断しては、

わが大文明の真価を見誤ります。

そのことは、『新訂ミカサフミ・フトマニ』をご覧くださいますと、

お解り頂けるようにして御座います。

            ・

『古事記』も『日本書紀』も、

漢字文に訳されたことから、ひどい事になってしまっていますけれど、

8世紀ごろの、この種痘的なモノは、

案外に、役に立っていたのかも知れないと、

そういうようにも思えるようにもなってまいりました。

いわば、ピサロ対策とも言えましょうか?

とは申しましても、

わが国の漢字以前の大文明の高貴さを知り得ましたらば、

どうしても、

 

ここを、現代によみがえらせたいもので御座います。

『ホツマ ツタヱ』など「ヲシテ文献」での「ヲシテ国学」を、

です。

 

わたくしの、「国史」との出会いのことは、

こちらに記事にしていました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

« 馬淵睦夫さん『国難の正体』 | トップページ | 完熟のウメの、梅干しの事。梅とみかんの森農園さんの事。追記、梅酢は別に発送の事(完熟ウメが痛むので)。 武野紹鴎さんの旧宅の跡のクスノキの事。 »

コメント

シャレド・ダイヤモンドさんの『銃・病原菌・鉄』という本は
少しも知りませんでしたので
先生のご紹介で、とても興味深く思い
取り寄せて、読み始めさせて戴きました。

ヤリの最初の疑問、ニューギニア先住民の方が、
白人より能力的に劣っているわけではないのに
征服されているという事実!
問われてみれば、本当に不思議です。

これから未来に向けて考える上で、
被征服者の立場からの研究こそが、大切な時代ですね。
よく考えながら、読んでみたいです。

馬野周二先生の事、池田先生のご研究と思想を、
書評にて正しく評価しておられること、
中々、ここまで深くご理解いただける方は、
学者や一流の執筆家の中でも、多くはおられないのですね。

私も、古事記や日本書紀からのヤマト心を説かれる先生方が、
まだまだ殆どの現状を見ていますと、
一流の知識人の先生方にすら『ホツマツタヱ』が及んでいない、
という気がしております。

先日のヲシテ講習会で、池田先生がお話になっておられたように
フィボナッチ数列で、数が増えるというところなのでしょうか。


また、もう一つ、ヲシテ講習会の際にお話しになっていた
百田尚樹さんの『逃げる力』という本が発売になっていました。
この本もとても興味深く感じて注文したところ、
本日手元に届き、読み始めました。
こちらは、ページ数も少ないので、先に読めそうです。

何ぶんにも、正しい情報は待っていては、入ってこない時代です。
ロケット研究で有名な糸川英夫博士は、常々
「新聞で信じていいのは日付だけ」と言っておられたようです。
ところが、ある日、日付も間違った新聞があったそうです!(笑)

池田先生が「アワウタ」で発見された『ナカレキ と オヨクキ』
ということのように、
流れてきたものを受けているだけでは、
真実がわからない時代ですので
「オヨクキ」で、積極的に情報を取り入れて行かねば、
と思っております。
(「ナカレキ・オヨクキ」の本当の意味は、もっと深いのだとは思いますが)

いつもながら、興味深い書き込みをしていただき
ありがとうございます。

 
 
シャレド・ダイヤモンドさんの『銃・病原菌・鉄』、おもしろいです。
そうそう『逃げる力』ですね、忘れていました。
今、注文しました。
『殉愛』の騒ぎも、大変でしたですね。
 
馬野周二先生は、
自分でも試みられたんですね、ホツマツタヱの解読を。
それで、
まあ解かってきたわけです。
それは、
鳥居礼君の直訳の本を通してみていたから、
本質が解からなかったという事が、です。
それを、
わたくしの『ホツマ辞典』をみて、
ビックリしちゃったんですね。
何でこうも理解が違うのか?  って。
 
そんなことですから、
解説本を書いてくれという事で、
それで、
『ホツマツタヱを読み解く』を書いたという次第でした。
 
わが国の1300年来の歴史を、
全部書き直しをするわけですから、
今のところ、
馬野周二先生だけですね、著名なお方では。
わたくしの評価を、して下さる能力のあった方は。
おおよそ2000年来の、もっと長くもでしょうが、
その歴史と国語と思想史の書き直しです。
 
それは、
どうしても、
ホツマ文字と言いますか、ヲシテ文字を取り戻す作業に、
そこから掛からないと、
わたくしの仕事の評価も、出来もしませんから大変なことで御座います。
 
こうして、
山脇さんのようなお方が出て来て下さいましたので、
心丈夫で御座います。
 
今日は、
健康関連で、
梅干しの漬け方の記事を書こうと思っています。
健康維持も大切な仕事のひとつですから…。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/76499/73228638

この記事へのトラックバック一覧です: ピサロの事。インカ帝国の滅ぼされの経緯について。軍事の必要性の事。その用いる要点は、情報・精神であること。:

« 馬淵睦夫さん『国難の正体』 | トップページ | 完熟のウメの、梅干しの事。梅とみかんの森農園さんの事。追記、梅酢は別に発送の事(完熟ウメが痛むので)。 武野紹鴎さんの旧宅の跡のクスノキの事。 »