マコモタケをご恵送下さいました。
油いためにすると、ほんわりとした甘みと香り。
上品です。何でも、健康効果もあるとの事です。
ちょっと、黒ぽつが入ってくるぐらいが美味しいとのことです。
ウチの油は、主にはひまわり油の圧搾のタイプと、
ごま油、と、オリーブ油です。これは、ひまわり油です。
マコモで思い出すのが、
古事記のヤマトタケさんへの、ひどい貶め記事です。
古事記だけが、このごろのマスメディアよろしく、
ねつ造記事を垂れ流していました。
マスメディアへの目をも覚ますことも必要ですし、
古事記のねつ造記事のひどさにも、気が付いて欲しいものです。
『定本ホツマツタヱ』をみましたら、いっぱつで、
古事記のインチキの化けの皮がはがれます。
赤の線でマークしたところが、古事記がおとしめで書いたねつ造記事です。
ここでの薦(こも)が、今に言うマコモに近い植物です。
菰(こも)とも書きます。芠とも書きます。菰の字も一般的です。
真薦も万葉集に用例があります。漢字表現は、ややこしいですね。
マコモもコモも、大体同じで、
漢字に書くとなると表現が百出してきてしまいます。
外国の文字に当てはめるのは、大変です。
さて、この簀巻きのコモの文章で、ヤマトタケは酷い人間性だったと言われます。
でも、それこそ、でっち上げのねつ造記事ですね。
『日本書紀』にも書かれていないし、
記紀の原書の『ホツマツタヱ』にも書かれていません。
前後の文脈から考えて、不自然な挿入文です。
トイレの中から引っ張り出して、コモの簀巻きでぐるぐるにして放り投げてやった。
それは、幾ら何でも悪質です。
そんな、おとしめのねつ造記事を『古事記』がひとり書いていたんです。
こんな『古事記』をご神典だなんてあがめていたら、おかしいでしょう、
と、わたくしは、愛国心から衷心からの発信せざるを得ないこころざしです。
比較をすると、原文比較ですね。
それで、どっちが古い文章かが解かります。
『定本ホツマツタヱ』にまとめまて出版しました。
論考書として、『ホツマツタヱを読み解く』をご覧ください。
ともに、展望社からです。
こうした根拠に基づいて、私は主張をしております。
『古事記』にご神典だとあがめるのは、
どこか、おかしな神がかり的な一神教の雰囲気を、
わたくしは感じてしまうので御座います。
やっぱり、
漢字以前の我が国の本当の伝統は、
縄文哲学に有った。
そう言う結論が、私にはあるからで御座います。
これって、
哲学や宗教上の理解ですね。
それほどにも、わが国の、
漢字以前の時代は高度だったのです。
つまりは、
ふるく、儒教が来ても、わが国ナイズをすることが出来たのです。
仏教も来た、やっぱり、わが国ナイズをすることが出来たのです。
これこそが、文明力だと、
私は思うんですね。
見たことない叡智を、
こちら流に、上手く取り入れて改良してゆく。
そうして、
近々に、西欧文明が到来で、産業革命以降ので、
難なく取り入れて、こなし得たわけ、でした。
キリスト教も来ましたね、ザビエルもビックリしていたように、
それが、戦国時代のころの、本当の雰囲気だったようです。
今の現代よりも、何だか、戦国時代の一般の人々の方が、
自立していて立派だとも、わたくしには、一種の尊敬の念も有ります。
もちろん、いまも、立派なお方は多いです。
大東亜戦争の敗戦の以降の、歴史観は、かなりかたよっていますので、
ご注意の事で御座いましょうね。
縄文哲学の精華が、ほんとうにご理解が復活が成し遂げて来たならば、
戦国時代の比では無く、
みらいが、わが国の文明に、何十倍も輝くことは必定でありましょう。
それで、
わたくしは、身を粉にして、日夜頑張っております訳で御座います。
もっと、よく考えて、言うならば、漢字国字化のその大きな舵を切った、
その時から、
自虐史観が、植えつけられたんですね。
その、後始末を、いま、わたくしがこころざしています。
ようやく、本当のご理解して下さいますお方も、少しづつお出て下さいました。
先は長い事で御座います。
きのうは、アマゾンから『ホツマ縄文日本のたから』を、一冊、どなたかお買い上げくださいました。アマゾンの窓口で、
日本ヲシテ研究所として、私が経費負担で、出品しています。
ほっとくと、とんでもない高価な値段に暴騰してしまう事から、
定価販売を提供する意味で、窓口を持っています。
経費もバカにはなりませんが、世の中の世間を、相手に頑張っていますです。
<今年のビワの花は遅いように思います。
一昨日に、採取してきたビワです。
良い香りを楽しんでおります。
カエデの葉は、天理図書館のところで拾いました。
ギンナンも、イチョウのモミヂも、うつくしい。
漱石展もおもしろかったです。
明日も、もう一度拝見に参ります。
漱石は、けっこう、お茶目な所もあったようですね>
マコモの事、万葉集にも結構出ています。
マコモより、単にコモと書く例の方が多いです。
万葉集の典拠の歌番号です。
まこも 2703
こも 1348 2766 2538 3843 3494 1414
マコモの種は、立派な穀物であったと、いえます。
江戸時代にも食べていたことは、『和漢三才図会』にもありました。
更に遡ると、縄文時代中期の遺跡からもマコモの種は発見されていました。
食料の貯蔵庫に使われていた小穴から、発見されたのです。
千葉県の高根木戸貝塚や海老が作り貝塚です。
もっとこれからも発見は続いてくるかも知れません。
<サクラのモミヂ葉です。紅葉です。
この間の台風でも、葉は落ちていませんでした。
ヤマサクラ、原種に近いと強いです>
なお、送って頂いたマコモタケは、
自然農法で、無農薬・無肥料の、
兵庫県揖保郡(いぼぐん)の、
太子町の遠藤農園さんのところからでした。
炒め煮にして食べて、違和感がまったくなかったのは驚きました。
以前に食べたモノとは、随分と違う、
太子町の遠藤農園さんのは本物だと思ったのです。
聖徳太子の斑鳩寺(いかるが)がすぐ近くにあって、
もう、30年か前になりましょうか?
女房も、そんなあたりだったかしら、と言っていました。
むかし、拝観に訪れた時の事を思い出していました。
大昔になっちゃってましたです。 もう、今は昔の、大むかしのお話でした。
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