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2013年6月 6日 (木)

佐佐木信綱の「夏は来ぬ」の「忍び音 もらす」の語感に付きまして 

ホトトギスの声を、夜中に、朝に、またまた時知れずと、聞く毎に、

「忍び音 もらす」は、なんか変だと、

そう言うような思いに駆られました。

佐佐木信綱は、「日本歌学全書」や「校本万葉集」など、

お歌のこと、とても立派な業績を残して下さっています。

            ・

気になってしょうがないので、佐佐木信綱記念館に訪ねてみました。

Unohanakakine1

ヒメ・ウツギは垣根にして調度良いようです。

Unohana2

スタンダードのウツギは実がいっぱいでした。

共に、香りは有りません。匂うが如くの意味の「におう」の歌詞の意味のようです。

さて、

ホトトギスの忍び音は、和泉式部が「時鳥世に隠れたる忍び音をいつかは聞かん今日も過ぎなば」に初出のようです。

姿も見せないで鳴く夜中の初音を、みんな、当時の平安時代のヒトも毎夜徹夜して待ち焦がれてたようです。それで、思いの人のこと、その、ホトトギスの初音に掛けて詠んだのですね。

そう言った事情が、詳しく解ってきましたら、「もらす」の表現は、わたくしはちょっと引っかかるので御座いました。表面的の文学的にはとっても素晴らしくもしっくりにいく「もらす」の言葉です。

  ですがですね、何しろ、ホトトギスの初音は、帰ってきたぞ!  と、実際に聞きますと、ホトトギスは大宣言してるように、私には聞こえるからです。あのホトトの、ホトトギスの声をしょっちゅう耳にしたましたら、「もらす」ではねー? と、思う訳で御座います。

この「夏は来ぬ」の歌詞は、佐佐木信綱25歳の時の作詞だそうでして、

すでに、東京在住してからの10年余もの日々を過ぎた頃の作詞です。自筆の歌詞記録があると、楽しみにしてましたら、若いころの詞を、晩年になってから記録したものでした。作詞をした当時の筆記記録なら、 良いヒントが得られるか?  と、思ったのでしたが、残念でした。

当時の東京で、文京区で、はたしてホトトギスが鳴いていたのかどうか?

それが、わたくしには疑問点です。

いまや、京都の御所でも、ホトトギスは言うまでもなく、ウクイスさえも鳴き声を聞いたことないと、冷泉さんもおっしゃっておられました。時代は遷り変わりますですね。冷泉さんのご先祖の藤原定家卿は、「今日は、ホトトギスが鳴かなかった」とか、結構『明月記』にも気にしての記述があります。

平安時代の当時には、京の街中でもホトトギスが鳴いてようです。

                   ・

佐々木信綱さんのこと、

もう、明治時代の東京ですから、ずっと時代は今に近いです。

歌学は幼少の時からの、厳父の指導も有ってのことです。

信綱さんの6歳の際の、お歌もなかなかで、これは自筆のように拝見しました。

つまり、そう言うことですね、耳学問には長けてはいても、本質の本物のホトトギスの鳴き声に対しての、真の理解があったのか?

そう言うようなことの意味合いに於きまして、わたくしには疑問符が生じてます。

信綱は、ホトトギスの声を、朝に夕に、夜中にと、焦がれて聴いていたのかどうか?  ですね。

とは言え、「夏は来ぬ」の歌はとっても良いですね。

また、今も、ホトトギスが窓の外で騒いでます。

 

     -追記  H27,6,15-

 和泉式部のあの歌から、この「忍び音」の感覚は独り歩きをしてたようでした。

フツフツと思いは高まって鳴いてるのに、 世には、まだまだ忍んでゆかねばならぬ。今日からは、はれて!!  大っぴらに出来る。  そんな日を こそ!

諸事情のある、その忍びの事をホトトギスの世上に喩えたわけですね。

教えて下さいましたお方がありましたので、ここに、追記を致しました。

詳しくは、こちら → 『うたことば歳時記』「ほととぎすの忍び音」

     -追記 終わり-

                ・

加佐登カサト)神社にも、ヤマトタケさまの、伝、ご陵にも参拝して来ました。

サクラの実(さくらんぼ)が沢山実ってました。

Kasato3

Sakuranomi1

帰宅してから、昨夜の夜中に、難しい所の記述をなんとか完遂のお祝いに、

サクラのミで乾杯です。

女房は苦いと言ってましたが、

その分、わたくしが頂戴致しました。

アマノコヤネさんの、お気持ちに、ちょとでも近付きたいと思いますのでの事で御座います。

Sakuranomi

サクラは毒性は有りません。ちょっと苦くても大丈夫です。

             ・

アジサイは、毒性があります。

決してアジサイは、食べないで下さい!

Kasato2

加佐登神社の参道には、カエテ(楓)のトンボの実が綺麗でした。 

Kasato1_2

アジサイ(アチ・サキ)の綺麗な花もありました。

Atisaki1

この季節、白い花が多いです。

ホタルブクロはこちらではシロ(白)です。群馬の方では綺麗なピンクですね。

Hotaruhukuro

写真をほめられたので、調子に乗って、

いろいろ、UP致しました。

もうちょっと、良いカメラが必要かもしれません。

写した半分は使えないものでした。

とはいえ、大きなカメラだと、手軽には持って行けませんし、

微妙なとこですね。

わたくしは、歴史や物語の構築や、あるいは哲理の究明のほうが、本業なわけで御座いますので。

下手にも簡単便利が、そんな、カメラがあったら良いですね。

                  ・

ウメが、とっても良い香りでした。

完熟ウメが大好きで、香りが良いからですが、

早速漬けました。

当屋での食物は、日常が塩分不足気味ですので、

梅干しで塩分補給をしてます。このため、梅干しは塩分量を20~30%で漬けてます。

梅干しの右端は、煮干しの酢漬け・いわゆる「お・かしら」、左端は上等の川海苔です。

Mume1

麦秋の風景も、ひとつ。

Mugi1

この頃は、

ヲシテ文献に対しての真剣な私の取り組みに、

世間的にも、パンダよろしく、珍獣扱い的な事で、

遠方からも、顔でも見てみたいと、

お問い合わせがちょこちょこあります。

風向きも少し変わってきたというような所で御座いましょうか?

        ・          ・

とは、申しましても、

いくら何でも、私の著作をひとつも見てない人が…、   では?

そういう事でしたら、

こちらとしましても、何の用意のひとつも出来ませんから、

それは、

スレ違いのことのみですね。意味をひとつも成し得ないのですね。

それは、時間の無駄というものですね。

避けねばなりません。

当方も、それなりに忙しいわけですから、

お断りを申し上げねばなりませんですね。

すべて、「トのヲシヱ」に準拠して、わたくしは物事を進めてゆくようにしています。

2013年6月 2日 (日)

ヲシテ(ホツマ文字)の、グリグリの「ア」や「ワ」の文字形のこと

ヲシテの理解は、文字形の事ですが、

原文にその原理を知ることが出来ます。

Yukinosita

                  <ユキノシタのハナです。

                   葉はテンプラが著名な料理法です。

                   二枚の大きな下側の花ビラが可憐です、ね。

                   ヤケドにはユキノシタと、聞かされて来ていました>

Awauta1

大宇宙生成の時の事と、ヒトの誕生も似ていて、

ヒルは「ニ(赤・血・肉・比較的軽い)」ウエ(上or/betterウを得る)に、ヒタ(左・東)ノホリ(昇り)、

ヨルは「シ(白・骨・比較的重い)」ウエ(上or/betterウを得る)に、ミキ(右・西)クタリ(降り)、

の意味で、グリグリ回る理由(わけ)ですから、

グリグリの「ア」のヲシテ(ホツマ文字)は、

内から左回りに旋回して、尻尾が上に終わる形が原理に適(かな)っています。

要件はふたつで、

左旋回と、尻尾が上です。

 

また、

グリグリの「ワ」のヲシテ(ホツマ文字)は、

内から右回りに旋回して、尻尾が下に終わる形が原理に適(かな)っています。

要件はふたつで、

右旋回と、尻尾が下です。

Dokudami

          <ドクダミ(十薬)のハナです。

             本来の古名は何でしょうか?>

                  ・

何重に渦巻きのグリグリやるかは、

其処に思いを込めれるわけです。

和仁估安聡写本では、多い周など、いろいろあります。

すべて、グリグリ「ア」は尻尾が上。

     グリグリ「ワ」は尻尾が下。

この原則は変わりません。

Awauta2

勢いよすぎて、上で終わらない文字例もありますが、

基本的に尻尾が上です。

Awauta3

ちなみに、ヲシテの標準文字形の「ワ」は、固まることを意味しているので、

四角くなり、尻尾がちょっと痕跡を残す、と言う形状なのでしょうね。

音韻の概念を表してるわけです。

http://woshite.com/code200_2.pdf

Hiougi

             <ヒオウギです。

          水捌けの良い、こんな小さな場所に植えた、

          とっても小さい苗木だけが元気です>

                     ・

「ヒヨのマニマニ」 「マモラセ」 「ハ」の言葉、

「ヒル」「ヨル」の、その生じさせてくる働きの…   。

この言葉は、『フトマニ』の序文にあります。

Hutomani1

「マモリ」「マモラセ」の言葉は、単に「守る」だけではなくて、もっと歴史的に深い意味合いが込められているようです。

また、-4の3行目「カミ」は、「神」に直訳では誤訳でして、ヲシテ文字のイメージで考えるべき用例です。「カ」の繋がり茫洋とする、「ミ」の生じてきて今其処に現れようとした、の意味合いです。働きかけの具現と言った感じでしょうか?

この用例での漢字概念の「神」当て付けは、大誤訳の代表例のそのものです。

                                           ・

ヲシテ時代、つまり、漢字以前の時代の歴史を考える際に、

漢字以前に戻って、ちゃんとヲシテ(ホツマ文字・日本固有文字)で、

そうなんです、

アマテルカミのお使いであらせられた、尊いヲシテ文字で、

その、1万行にもゆうに余る大文献の、その本体に、ヲシテ文字で読むのが、

わたくしは当然のことだと思っています。

先程も、

ヲシテの読み書きを出来始めた人がおられまして、

メールを出しました所です。

問題ない程度に、修正して掲げます。

       ・      ・      ・     ・      ・

 

 

 

拝復
それは、上々です。
ヲシテが、原字のこと、原文で接してこそですね。
その、当時の雰囲気が、
ちゃんと伝わるから不思議です。
ヲシテの読み書き、とてもとってもおめでとう御座います。
お母様も、原文朗読を聞くだけで、
とっても、気持ち良くなりますのは解ります。
それにしても、足腰がとってもしっかりで、
90超とはとても思いませんでした。
大坪併治先生は、102歳であられますから、
目標はさらに高くと存じ上げますです。
ホツマ10アヤは、また、理解の及びのこと身近です。
これほどのヲシテの時代のその文明力、
私蔵しては、勿体無い限りです、今に、どう活かしてゆくか?
を、常に思います。
「索引」を使い出したら、もう、スパっと、
世界が変わってきます。
アマテルカミの、その、尊きおこころに直にアクセスですからね。
楽しみにしております。
              敬具

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