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2013年5月 5日 (日)

『フトマニ』の本文は128首のわか(和歌)です。   円形表示ではありません。円形表示は「モトアケ」と称した方が良いようです。  最古の写本の「モトアケ(フトマニの図)」のこと。ヲシテ文字の「フ」と「ス」の特殊形状のこと。 円状表現のその起こった時代は?

「モトアケ(俗にフトマニの図、と、言う)」の円状の表現図は、ヲシテ文献のうちのひとつの、 『フトマニ』の書籍の始めの所に記載されています。

Hutomani

こんなに貴重な、アマテルカミのご編纂書籍でありますから、写本を見たこともない人に、話をする資格があるのかどうか? とも、いささか思いますですね。

上に掲げた図は、最古の写本からのスキャン画像です。(野々村立蔵写本、幕末~明治)

そもそも『フトマニ』の書籍としての本文は128首もあるワカ(和歌、やまとうた)なのですよ!

128首のウタ(和歌)を、ちゃんと、読んでから初めて『フトマニ』について語る資格が出来てきます。当然の話ですよね。当たり前も当たり前の事ですよね。本文を読みもしないでどうなの?  ですから、 ね。

円形図形は、ヲシテ時代の中期に遡れるのかどうか?  不確かなものです。でも、128首の『フトマニ』の本文のワカ(和歌)は、アマテルカミのおんお手ずからにかかわるとっても大切なご編集の宝物だと認識できます。

『フトマニ』写本は、本当にとっても、貴重です。アマテルカミのおこころを詳しくおそそぎになられたる貴重なご編集にかかわる書物なのですから!  ね。  小笠原長武写本(明治40年写本)と、野々村立蔵写本(江戸時代末期)があります。

「フトマニ(モトアケ)」円状の表記は、

序文と、本文の128のウタの間にあります。

でも、  この円状の表現が、本当に、ヲシテ時代からあったのか?

それが、ずーっと長い間、気になってました。

         < 上掲げた円形の図は、ヲシテ文献内での用例から「モトアケ」と、

        呼ぶにふさわしいと判明します。(俗には「フトマニの図」とも呼ばれています)

        『フトマニ』の最古の写本、野々村立蔵本からの「モトアケ」。

        原典の写真活字本の『校註ミカサフミ・フトマニ』の版起こしで、

        写本した時代の若い小笠原長武本を、底本(基本写本)とした意味理由は、

        小笠原長武写本の方が、ヲシテ文字形に充分に手馴れていること、でした。

        それは雲泥の差にあったからです。

        それで、小笠原長武本の画像を主に一般流布にしました

上に掲げましたのは、野々村立蔵本からです。『フトマニ』の書籍の本文は128首のワカ(31音ウタ)です。 ネットや何かでちょろちょろ説明できる範囲から、大きく逸脱してる、巨大さが『フトマニ』に、ベースの世界観を伴って実在してます。 詳しくは 『新訂ミカサフミ・フトマニ』 を ご覧下さいと言うほかありませんですね。歴史に深く刻もうと、解ったことは書籍にして刻み付けてます。

さて、円形表現においての、その遡及についての事々で、

どうして、疑問か?

この事ですが、「ア・イ・フ・ヘ・モ・ヲ・ス・シ」の、

「フ」と「ス」の母音形が三角よりも逆ハート形に丸くなっています。

他の、ヲシテ文献の5・7調で1万行以上にも及ぶ本文の文章の例では、「ウ母音」の三角がこのように丸く作られている例は有りません。

この「ウ母音」の逆ハート型形状をどう理解するか?

決定的な解決案がないまま、今に至っているわけです。

ヲシテ文字に不慣れな人は、とんでもない形状に写すことは、昨年末に富士山の御師の旧家で発見した『ミカサフミ ワカウタのアヤ』の写本の文字でも、そうでした。写真版も付けましたので一度ご覧願いたいですね。

              ・

ひとつの解決案としては、この、円状の表現は伝承時代になってからの付加物であるとの推考案、が出て来ます。

もうひとつは、見えない世界だから「フ」「ス」は逆ハート形にふわっとするイメージで作られた、とする説。ですが、それなら、ヲシテ文献の文章中の「フ」「ス」も逆ハート形であるならスッキリ理解ができます。でも、文章中の「フ」も「ス」も、普通の形状の三角に作られています。つまり、円状に作ったこの表だけが、どうにも異質性を拭えないということが残るわけです。

Aihuhe

よくよく考えましたら、「ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メ」の位置は、この円状表現の通りに理解できる根拠がヲシテ文献の文章中に在ります。しかし、「ア・イ・フ・ヘ・モ・ヲ・ス・シ」も「ミソフ・カミ」も、この円状表現にある位置にすべき典拠はヲシテ文献に有りません。ホントに? ヲシテ時代からの円状表現であったのか?  大いに疑問なのですね。江戸時代ごろでの、ぺたっと貼り付けの解釈では? あるまいか、も、  です。

ヲシテ時代の中期にも遡る時代からの深い理解だったら、文章中の「アイフヘモヲスシ」にも、その逆ハート型の母音音韻形状がしっかりと残されて記されていてこそ、当然にしかるべしだと思うのです。

「ハナ・ヲシ」の例もありました。はじめの端の意味の「ハナ・ヲシ」の序文の意味での「ハナ・ヲシテ(始めに添える・文章)」を、ぺたっと貼り付けやっちゃって後世の「花押」くっ付けの事例もありました。よくよく考えねばなりません。

Hanawosi   

         ・           ・

そういうことで、「モトアケ(フトマニの図)」の「フ」「ス」の逆ハート型形状には、疑問符が付いてきているわけです。大体が、あんな丸い図なんて、どうも、江戸時代っぽいようにも感じられるのは、私だけでしょうか?

もとからの、ヲシテ時代ではどうであったのか?

その遡及的な求めをずーっとしてきています。

なぜならば、秘されての、か細い伝承経路の、ホントに消え入る寸前で、奇跡的にやっとのことでの残ってくださった写本たちですから、ね。あれこれ大きな紆余曲折が有ってしかるべしです。昨年の暮に発見された『ミカサフミ ワカウタのアヤ』も、写本の表紙には『神代和字』と記載がありました。この題名だけ見たら、変な写本! と、見られてしまいます。  それで、あれこれ、誤字や虫食いもそうですが、本当のヲシテ時代に戻れてこそが本当の本意であると、今の我々は遡及的な復元をキチッと目指してゆきたいものだと念願しています。本当の本物の「国学」を打ち立ててゆくための本物の道筋です。

それには、ヲシテ文献の全体像を把握してからの、巨視的な視点がどうしても必要だと思います。

もちろんのこと、直訳程度のレベルでは、なんともお話しにもなりません。江戸時代の頃の「言霊・教」直訳では、ちょっと違うんじゃない?  と、 もう、多くのお人が気付いてくださいます時代にとなりました。

近代・現代の神がかりでも、変ですものね、

アマテルカミなど、漢字国字化時代以前の、

そんなとっても古い我が国の根底に関わる、そんな話に於いて、漢語の意味をどうかかわるってのことで考えるのかは、大きな間違いだと思います。

我が国の本来の「やまと ことは」の原意に基づいて考えをつみかさねてゆかないと、マトモだとは思えません。

ちゃんと判るなら、今回発見の『ミカサフミ ワカウタのアヤ』でも、神示や霊視で示してもらってればこそですが、そんな事では一切においてまったくなくて、たまたまの偶然の成り行きでの発見でした。それで、わたくしは、神がかりは信じませんですね。 解明の作業にだって、地道な長年の研究の積み重ねが100%でして、神がかりは全くの処に於いて寄与などしてませんですね。

どうあっても「縄文哲学」じゃないと、真実・真相に行き着いたわけには参りませんね。やっぱりね。本当の我が国のエッセンスなる「縄文哲学」に、行き着くためには?   …ですね。

その先にある総合解釈だけでも、やっぱり、届かないのです。ヲシテ時代の文明力が余りにも大きいからですね。ヲシテ時代の真相の真実を理解してゆくにはですね。ヲシテ時代への腰を据えたガシッとした遡及の集中した地道な努力こそ、 なのです。つまりのところが、円状表現の「モトアケ」の図は、江戸時代の頃の付加物ではあるまいか? と、斟酌してゆく力、学力のそのものです。

昨年末に新発見の『ミカサフミ ワカウタのアヤ』は、ヲシテ時代の中期の頃を彷彿とさせてくれます。時代遡及への、大きな手掛かりです。此処にも、「アイフヘモヲスシ」の季節や方角との関係つけるような概念は有りませんでした。まだまだです。本格的なヲシテ時代への遡及の仕事は、取っ掛かりの段階です。わが大文明のこと、いかに大きいか! ということだと思います。その、現代への再現には、伝承時代での付着物を綺麗に取り除いてゆく作業が、丹念な努力において必要なのです。

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