『よみがえる縄文時代イサナギ・イサナミのこころ』と、書題になりました。 『ミカサフミ ワカウタのアヤ』の出版上梓のこと。 松本善之助先生のご墓前でのご報告のこと。 追記、ミヲの里のイカルの鳴き声。
良いお天気に恵まれまして、松本先生の10年目の桜花忌は、賑やかになりました。
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お掃除の支度で参じて下さいましたり、多くのお花でとても、香りも良くてうるわしいでした。
何よりも、長年求め願ってきていた『ミカサ フミ』の発見と上梓のこと、ご報告が嬉しいことでして、また、若い皆様のご参画のことがまたまた麗しいことで御座います。
書籍のこと、4月18日か19日頃には書店配本が出来るとのことでした。
一冊だけの見本を松本先生の墓前にお供えさせて頂きました。
「言霊」の本当の源流である「ネコヱのミチ」を、
アマテルカミが解き明かしになられている、尊き「アヤ」でした。
アマテルカミの尊さ、その、尊敬のこと比類なきこと、
この「アヤ」を読んでこそ、初めて解ります。
アマテルカミの時代の「ネコヱのミチ」の言葉を、「言霊」と当て付けたら大誤訳ですね。「言霊」だと、China風の変てこな意味合いが付いて、汚くなるからです。我が大文明での「ネコヱのミチ」は、「ネコヱのミチ」と言うべきことが、『ミカサフミワカウタのアヤ』でハッキリ判明しました。「言霊」直訳はダメです、直訳偽書の「秀真伝(しゅうしんでん)」ですね。
ウラは、
帯のコットンの白の巻きを取りますと、
わたくしは「言霊(ことだま)」の言葉を、使うことを、ずーっと控(ひか)えてました。それは、概念のことヲシテ時代の雰囲気と、「言霊」とはどう見ても違うと、そう見ていたからでした。ですが、平成23年より以前に発見のヲシテ文献では、確証に至るものは見い出せませんでした。
ところが、平成24年(2012)の暮れに発見されました、1000年来の富士山御師の河口湖の本庄家文献には、はっきりと、「ネコヱのミチ」がアマテルカミの直々のお言葉でお述べになられての、そのような大切な事が文献で発見されましたのでした。
奇跡の「フミ」、奇跡の「アヤ」の、大切な大切な文献です。
「ネコヱのミチ」が本来の概念であって、実に、明瞭な哲学理解があったわけでした。
時代下り(くだり)の、それも漢字国字化時代以降にも下った「言霊(ことだま)」なーんて、直訳は如何にもなんともはやしょうがない部類の事だと、つまり、即ゴミ箱行きの事であると判明しました次第でございます。
我が尊さにおいては、
「ネコヱのミチ」であらねばなりません。
ウラは、
この、
カモの事。どうして拘(こだわ)ったかは、
本文をお読み下さいますと、即、理解に至ることです。
「ヤマト コトハ(本来の国語)」の深奥のキーポイントであったのでした。
朝の6時に、拘(こだわ)りに、河口湖の、カモか水鳥を、撮そうとして、危うく桟橋でコケそうになりながら、氷の張った岸を走って行っての写真が表紙のカバーです。おでこに、またまた重ねて縫うハメになる寸前でした。危なかったでした。自分でも、良く撮れたと、思います。
実は、前夜は、遅くまで、発見・所蔵家の本庄さんと痛飲していてヨタヨタの状態でした。あんまりにも美味しいお酒、また、大体の目処が付いてホットもしましたり、です。美味しいお酒でした。なにしろ、何十年来の求め続けてきていた「アヤ」の、もう、はや上梓に至るのですから… 。 アマテルカミに、ついぞにやっとご報告が出来得ますです。 そんなほどの気持ちの高揚のランクをお察し下さいますようお願い申し上げます。アマテルカミの思し召しで、この写真が撮れたのかも? と、思ったりしています。 カバー写真の展開図は次のようです。
『ミカサフミ ワカウタのアヤ』は、アマテルカミの、おんみずからのご講義をなさって下さいました「縄文哲学」の深奥の内容です。 ほんとうに難しい内容です。
理解が難しいことは、それは、何より、我が文明の尊さを如実に示すものにほかなりません。解明も、読み解きも、まだまだかも知れません。写真版を掲げました。みなさまご自身で、アマテルカミの大哲学に挑みトライなさって下さいますことを、お願い申し上げます。そのベースになる、最低限の解説や、基本の理解するべきヲシテ時代での常識は添えてしるしました。まだまだ、これからが、アマテルカミの大真理に取り組んでゆく第一歩です。
何回も、何回も、ひもといてもらう本ですから、上製本に仕上げてあります。天才の青木さんも、「このアヤはむつかしい」と言っておいでです。30回は読んで下さいましたら、アマテルカミのその尊いお気持ちが、次第にお解りに、こころに届いてくると思います。2000年来の、もっとで3000年来なのでしょうか? 「やまと ことは(本来の国語)」の醸成された頃ならクニトコタチさまの時代なので少なくとも6000年来の大解明・大発見に遭遇しているのです。難しいのは、当たり前ですね。
こんな大切なことですから、真面目に取り組まないといけないと思います。それで、直訳偽書の「秀真伝(しゅうしんでん)」族とは歩み方が違うのです。まじめに取り組むこと、それは、原字原文主義と、漢字文献類との対比比較の二本立ての要諦です。この二本柱がちゃんとしてこそ「本来の国学」の創始に礎(いしつえ)を成し得るのです。わたくし達は、本当の国学を、何千年ぶりにヲシテ文献の出現と研究に拠って此処に創始しようとしている訳で御座います。
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昨年の暮に発見されて、緊急の出版です。これで、彗星が小天体がもしも地球に激突しても、この宝物『ミカサフミ ワカウタのアヤ』は、残って貰えると思います。と、「はじめに」の前書きに記しましたら、その、数日後に、ロシアに彗星が実際のことに落下しましたのでした。アマテルカミの宝物、我が大文明の大切な大切なタカラモノです。一日も早くに、広く頒布して後世に残さねばなりません。
まさしく、我が大文明の大きさ、
我が大文明の世界に冠たる尊さを思い知るばかりで御座います。
目次です。
「 ミヲ カミ ・ヒトメ
そのほかに いかてかクニを
うむやらん」
アマテルカミに、ワカヒメさんが質問なさっておられました。
(ワ-90(P65,P180,p242)参照)
大きな大文献の発見です。
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こんな大文明が、我が国の根本にあったと、
発見と、文献の根拠確定を、その見定めをなさって下さいましたのが、松本善之助先生の功績です。大功績と、言うべきでありましょうね。
「シキミ」の花が良い香りでした。葉は、また、香りが良いです。
墓上の日の光に映えるハナが「シキミ」です。
『万葉集』にも、良い香りにコト寄せたウタが在ったと記憶してました。青木さんもそうだ、との事でしたが、時代降りにしか思えない『万葉集』では、どうしても、記憶の鮮明さに欠けてしまいます。 もっと古くてオリジンの源流なるヲシテ文献のその高度さ精緻さを知れば …、 ですね。
墓参においでの面々も、ますます、しっかりとの事です。お人も増えて来ましてのこと。
まさに、いま、緒に付いたばかりで、これからの事でありますですね。
松本不二子さんも、さぞ、松本先生もお喜び戴いてますでしょう、 と。
本当の「国学」とは、此処に今、やっと始まったばかりの事だからです。
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追記 (4月18日)
藤樹記念館で原写本のスキャンをしてましたら、
イカルが盛んにさえずっていました。「イカルガ」の「イカル」とは、
その事かと思いました。「怒る」の意味もありましょうが、ね。
<上、藤樹神社のモミチの蕾(つぼみ)
下、池の上に浮かぶサクラの花びら>
こころが、あんまりにも、軽かったと、言われたことが定着したのではなかったか? 「イカルカ」「イカルガ」の、使い分けも、意味があるのかも? です。
鳴き声は、以下のところでよく聞けます。
http://www.youtube.com/watch?v=qKRewdp8Ls4
http://www.youtube.com/watch?v=ZgWCHspWn88
http://www.youtube.com/watch?v=28GtRKa1fDI
http://www.youtube.com/watch?v=kMUMlFh9_5I
http://www.youtube.com/watch?v=z8LxeAqsHt4
http://migichan.miz.jp/torisounds01.html
こんなに可愛い鳴き声が、「怒り」の意味ではそぐわしくありません。
イカルのウタを詠みました。
こころ軽る イカルのコエの
杜(もり)の奥(ク)に ニ・ココロ もと ユ
フミの残りて
湖西道路の路上、日枝の山は、ヤマ・ツツジが綺麗でした。ヤマ・サクラの良い見頃でした。良い写真がなくてすみません。
ミヲの里の安曇川平野は、もう、サクラの花びらの絨毯です。藤樹神社の池は、美しいでした。
池の上に サクラは浮かび
キ(東)へとツ(西)に 流れ(ナカレ)の行くは
風(カセ)のまにまに
左の中腹部に小さな白い三角の3っつぐらいが見えますでしょうか?
水晶の取れるガケの、目印です。
岳山(たけやま)です。初代クニトコタチさまの、深いゆかりのお山です。
それで、「タケ」と呼ばれます。
暮れゆきて タケのお山に
かかる雲の おのずにはれる
原理(こと)を思いて
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池田先生
出版おめでとうございます。
投稿: うまやど | 2013年4月16日 (火) 20時46分
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河口湖の冬の朝の寒さを思い出します。
長い霜柱でした。
複雑に何重にも意味が込められている事、
表現出来ましたでしょうか?
「ナカレキ」と「オヨクキ」の事でも、
例えば「オヨクキ」は、
(泳ぐ木)のもう一段深くには、
(及ぼし来る)の意味が込められていて、
(固め・良くする・来る)がさらに、もう一段深くに有るのですね。
投稿: いけだ | 2013年4月16日 (火) 23時55分