「たこ リ」・「いか ル」の系譜
「たこ リ」・「いか ル」の系譜とは、
初期段階のヲシテ文字の認識の事を言わんとしている、
わたくしの造語です。
・
通常のヲシテの文字形は、
「り」は、
最古の写本でも、この形に作られています。
それが、小笠原通当さんの『神代巻秀真政伝』(国立公文書館所蔵)
では、
こんな、文字形にしています。
タコ(凧)のように見えませんか?
・
また、
通常のヲシテの文字形は、
「る」は、
最古の写本でも、この形に作られています。
それが、小笠原通当さんの『神代巻秀真政伝』(国立公文書館所蔵)
では、
こんな、文字形にしています。
イカのように見えませんか?
スルメでしょうかね?
参考→ 「ル」のヲシテの文字形のこと
~ ~ ~
小笠原通当さんは、ヲシテ文字に初めて接した際に、
少しでも整えてあげようとしたのでしょうね。
でも、これは、ヲシテ時代を見下した態度ですね。間違っています。
この系譜は、
小笠原長弘さんの初期、
小笠原長武さんの初期、
まで尾を引くことになります。
・
通常文字体のヲシテの「ル」は、点々の字体です。
特殊文字体の「仄(ほの)かなナミ」を示す用例を掲げます。
三角の「ル」はたったの11例だけです。
それに比べて、通常文字体の点々「ル」は2483例あります。
厳然とした区別と言えます。
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古史古伝、は「偽書」です。 お間違えなく!
「秀真伝」も「偽書」の一種です。 お間違えなく!
共に、即、廃棄してください! 捨ててくださいね。
偽書運動には、終末を迎えさせなくてはなりません!
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コメント
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すごいです
感謝します
日本の自然神 アミニズムの心
ここにありです
ありがとうございます
投稿: 若井正子 | 2012年5月 9日 (水) 16時04分
・
天地自然の、ヒトをも包含する所の哲学。
「縄文哲学」と呼ぶとしっくりゆくと思います。
大宇宙・大自然の一部としてのヒトの存在理解ですね。
投稿: いけだ | 2012年5月10日 (木) 00時19分