参考書籍について
参考書籍を、掲示して欲しいと言われました。
HPの方に出しておいたものと同じですが、
こちらにも、掲示いたします。
まだまだ、足りない不備もありますが、
基本書籍として、ご理解いただけますれば幸せです。
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ヲシテ文献の研究のための、資料・参考書籍について
『ホツマツタヱ』もそうであるが、『ミカサフミ』『フトマニ』にもなってくると、さらに、読解がむつかしくなってくる。
それもそのはずで、漢字が日本に渡来してきたよりも、もっともっと古い時代の古色蒼然とした文章であるためだ。
2000年ほど、あるいは、もっともっと時代を溯(さかのぼ)る古代の文章を、そうそうは、たやすく読み取れるはずがない。
得えてして、このことを忘れがちになりやすい。 また、ヲシテ文献は真書である。この格式を備えてこそ正しい読み取り、
正しい解釈が可能になる。
以下、古色蒼然とした文章を読み解いてゆくための、参考資料について、掲示する。
1、正史などの類
『日本書紀』 (にほんしょき ・ 12代、景行天皇の57年からは、『日本書紀』が正史として認識できる)
『続日本紀』 (しょくにほんぎ ・ 文武1年<697>~延暦10年<791>の間の正史)
『日本後紀』 (にほんこうき ・ 延暦11年<792>~天長10年<833>の間の正史)
『続日本後紀』 (しょくにほんこうき ・ 天長10年<833>~嘉祥3年<850>の間の正史)
『日本文徳天皇実録』 (にほん ぶんとく てんのう じつろく ・ 延暦11年<792>~天長10年<833>の間の正史)
この後も、正史類が続く。
『延喜式』 (えんぎしき ・ 延長5年<927>に完成した国法の基礎)
これらは、『国史大系』に、収められている。どこでも、図書館には備えられている。
2、参考書籍の類
『群書類従』 (ぐんしょ るいじゅう <通称・せいへん> ・ 江戸時代に存在した書物のうち、大切なものを網羅して、再刻して出版したもの。
たとえば、『古語拾遺』<こご しゅうい>も、ここに、納められている。料理書から、和歌、茶道、華道、法制にいたるまで、
すべての、ジャンルの書物がすぐに手に取れるようになっている。 企画・遂行をした塙保己一さんの功績を讃えるべし。
日本の、文化の豊かさは、『群書類従』があってこそ! と、謂える)
『続群書類従』 (ぞく ぐんしょ るいじゅう<通称・ぞくぐん> ・ 上記の『群書類従』の編集方針を受け継いで、さらに、
網羅して、再刻して出版したもの。 たとえば、『倭姫命世記』<やまとひめ の みこと の せいき>もここに納められている)
『続々群書類従』 (ぞく ぞく ぐんしょ るいじゅう<通称・ぞくぞくぐん> ・ 上記の『群書類従』の編集方針を受け継いで、さらに、
多くの大切な書物を 網羅、再刻したもの。たとえば、『講令備考』<こうれい びこう>も、ここに納められている)
この本は、どこでも、ちゃんとした図書館には備えられている。 必要なときに、必要な箇所を、見ればよいもの。
膨大な、書籍群であるので、検索に手こずることが多い。
出版元の、「続群書類従完成会」に連絡をして、出版図書目録を送ってもらうと、検索がスムーズに行く。
「続群書類従完成会」170-0004 東京都豊島区大塚1-14-6 TEL03-3915-5621
『群書類従』の書籍群に、触れた事の無い人が、日本の歴史について、語ることは、‘片腹痛い’という言葉が似合うことです。
『新撰姓氏録』 (しんせん しょうじ ろく ・ 弘仁6年<815>に編集が完了した、各家々の先祖のルーツを記したもの。
当時は、外国から帰化してきた人が非常に多くあったので、その、来歴の事などについての噺などが編集された。
系図を考慮する上で、非常に有効な書物。『群書類従』に収録されている。)
『先代旧事本紀』 (せんだい くじ ほんき ・ 成立年代など、確定できるところに欠く書物であるが、物部氏についての
詳細な記述は、ヲシテ文献と対比するに格式を同一にする程の物がある)
『古事記』 (こじき ・ 歴史書を解りやすく記した文書として、江戸時代から流行った書物。 根底の思想は、景教<ネストリウス派>
の強い影響下にあるもの。日本古来の考え方が、外国思想によって変化させられたことを知る上で、貴重。)
3、その他、解説書などの類
掲示して欲しいと、強い要望がありました。
ただ、本当に多くの先人たち・先哲たちが、すばらしい仕事を沢山成し遂げてきていただいている歴史があります。
わたくしは、寡聞にして、正しい道筋を示すことが出来うるかどうか、心 もとなく も思っております。
そこで、順次、思い立つものを、追加してゆく形で、この場所に掲示をすることにいたします。
A,思いつくままの、良い書物
『日本書紀纂疎』 (にほんしょき さんそ・ 『日本書紀』の研究・解説書。一条(藤原)兼良(かねら)さん(1402~1481)の執筆。
難解な 『日本書紀』の研究の端緒に際立った書物。当時の藤原家の解釈を知る上で貴重。 ただし、神代の巻のみの考察)
『記紀批判』 (きき ひはん・ 『日本書紀』『古事記』の原文比較の論考書。この書籍ありてこそ、ヲシテ文献の正当性の論証が可能
になった。ハウツウとしての、根拠本。 著者の梅沢伊勢三先生には、感謝の念を絶やしたことが無い)
『大言海』 (だい げんかい ・ 国語辞典としての古今東西に渡る最高峰。著者の大槻文彦さん、本当にお疲れ様、という言葉しかない)
『大日本地名辞書』 (だい にほん ちめい じしょ ・ 日本の地名の由来など、事細か、本当に詳細な事毎にいたるまで、
良くぞ収集集積に極まれり。本当に、讃える言葉さえ、思い浮かばないほどの、秀作)
『式内社調査報告』 (しきないしゃちょうさほうこく ・ 『延喜式』にある神社のリストについて、現在に存続している神社と照らし合わせ
照合を行った調査。1000年前に記録されていた神社が、今ではどうなのか? 日本全国、書斎に居ながらにして解る秀作)
『有職故実大辞典』 (ゆうそく こじつ だいじてん・ 古い時代の服飾や、儀式のやり方などを解説したもの)
『国書総目録』 (こくしょ そうもくろく・ 明治時代以前の著作の全般を網羅して調査したもの。どの本が、どこに収蔵されているか?
この、企画はとっても役に立つ)
『古今要覧稿』 (ここん ようらん こう ・ 百科辞書。実際使いがっての良いもの。完全に完成を見ていれば、と惜しまれる。
近々に原書房が再刻して、付加した<別巻・索引>は便利)
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