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2006年6月 4日 (日)

和紙の紙漉(す)きの、達人のこと

紙匠の、前田さんから、「全国和紙展」の案内が来ました。

ヲシテの文字、ホツマ文字を、筆記するために重要なアイテムです、和紙は,  現代では。 絹の布に染めたりは、どうにも、現実性がありませんから…。

ひょんなことから、高度な紙匠 の前田さんにめぐり合う事が出来ました、のは、

デパートでの「全国和紙展」でした。

     ~  ~  ~

「滲(にじ)まない和紙が、欲しいのですが…」

こう言って、探してましたら、

「カラーコピー用に開発した和紙があります」

と、前田さんの声でした。

Photo_86

「この和紙は、新開発しました滲みにくい和紙なのです。」

前田さんの言葉通りでした。 これまで、沢山買い込んでいた、

多種多様で高価な和紙が何だったのだろうか? と、言うほどの違いでした! 

この「カラーコピー用に開発した和紙」の、お陰さまで、「縄文文字ヲシテA」の、

文字体の製作は、大きく助けて貰ったわけです。

開発物の大変さは、 わたくしにも良く判ります。

それで、高度な紙匠 と、申し上げたわけです。

   ^   ^   ^

このところ、忙しかったのですが、和紙の達人からの案内状が来ましたので、

お礼方々、出向いてゆくことにしました。

なにしろ、この和紙に出会っていなかったら、「縄文文字ヲシテA」の、

文字体の良好な雰囲気に到達できたかどうか?

いわば、和紙の達人は、大切な恩人。

このように、思うからです。

とっても良い紙で、また、

思いのほかに、安価です。

お使いになって見られても良いかと思いまして、

掲示させて貰いたいのです。  開発の、ご苦労に応える為にも…。

Photo_88

   *

   *

日置和紙工房  

686-0703

鳥取県東伯郡湯梨浜町方地889

0858-48-6588 紙匠・ 前田さん

    ~  ~

ところで、

日本人を、‘クール’だと、西欧人に思わしめた端緒は、

実に、和紙にあったと思うのです。

江戸時代のはじめの頃、支倉常長(はせくら つねなが)が、 

ローマに赴いた時に、

「鼻紙に、あんな上等な紙を使っている!」

と、支倉常長(はせくら つねなが)の懐紙(かいし・ふところかみ)が、

ローマっ子の、話題をさらったそうです。

‘ジャパン クール’の走りです、 ね。  

  ~  ~  ~

そこで、わたくしも出かけるときは、懐紙を持っているようにしています。

本当に、便利なのです。  日本の伝統の、良いもののひとつです。

あなた、なら、きっと光ります、よ。

でも、

一般に、売っているの物ではなくて、 わたくしは、

自分で、全版の大きい和紙を適当にはさみで切ります。

そうしますと、TPOに合わせて好きな紙質のものを使用できます。

ちょっとしたメモにも、紅茶をこぼした時にも便利です。

普通は、‘コウゾ紙’の厚手のもの、

上品に決める時は、‘晒しのコウゾ紙’の純白の二層紙、

お洒落にする時は、‘ミツマタ紙’で、

それでも、安価なのです!

一般に、販売されている‘懐紙’より。

 いちど、  お試し下さい  ませ。

   ~  ~  ~

また、

紙の典拠は、ヲシテ文献にも、求めることが出来ます。

『ホツマツタヱ』26アヤ(章)に、あります。

Photo_89

和紙のことにつきまして、

ひとこと、添えたいと思います。

和紙の製作には、本体の繊維を何を使うか?

それと、繊維をつなぎとめる糊を何によるか?

この二つの事が、要になります。

本体の繊維は、コウゾが多く用いられます。

また、ミツマタは、上等にて、光沢があって

さらに、虫食いに強い特徴があります。高価でもあります。

その他、パルプ混用・竹の繊維の混用・などなど果てしもないぐらいの、

バリエーションがあります。

そして、原繊維の色合いをそのままに、漉(す)き込むか。

または、晒し(漂白)の工程を加えて純白に白さを求めた和紙もあります。

糊については、伝統的に‘とろろ葵’の粘りを用いるのですが、

現在では、もっと色々なものが試みられているかもしれません。

        ・

色も、風合いも、

厚さも、光沢の具合も、肌触りも…、

何かのついでに、

調べてみてください。  日本の良き伝統のひとつです。

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