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2006年4月10日 (月)

煎餅本! 修理は,ピンセット。

和本は、湿気がちなところに、

長くあると、煎餅(せんべい)みたいになります。

紙と紙とが、ぴったりくっついて、板状です。

      ∽   ∽

‘煎餅本’とは、よく表しています。

日本語の造語能力の巧みさには、脱帽です。

     …   …   …

   それが、

私の手によって、修理なんて!

本当に思いもよらないことでした。

この写真は、‘煎餅本’修理の状況です。

Yasutosihonnsyuuri

あ、

何か、お気づきでしょうか?

ちょっと、今より、毛がふさふさ。

そうですね、もう、10年以上の以前になっています。

琵琶湖のほとり、

今は、高島市になっています。

その、古い神社の神輿庫(みこしくら)から、

『ホツマツタヱ』の、日本で最古の、

いや、世界最古というべきですね。

『ホツマツタヱ』の、完写本が発見されたのです。

平成4年(1992)

これより、わたくしの、‘煎餅本’との格闘が、

開始されたのです。

    …    …   …

『ホツマツタヱ』の、最古の完写本は、

杉の木箱に3箱。  6冊ずつ入っていて、24冊。

そのうち、初めの一箱が、痛みに強烈なものがありました。

つまり、‘煎餅本’です!

虫食いがひどく、、紙と紙とが引っ付いているのです。

無理やりはがすと、

虫食いのところが、跡も無く霧散してしまいます。

一枚一枚、裏打ちしながらでないと、

和本を開くことが出来ない。

平成4年に発見された状況は、

‘煎餅本’だったのでした。

『ホツマツタヱ』の、最古の完写本、ひとつの文字だって、

無くしてはならない!

本当に、ひとつの文字だって、なくすわけにはゆかない!

修理をする、専門のプロもありましたが、

ヲシテ(縄文文字)を読めなくては、虫食いの破片を貼り合わす事など、

できる事が、有り得ましょうか?

虫のシマは、捨て去られること100%です。

日を見るよりも、明らかです。

さらに、当時、腕の良い専門家は、多忙でまったく話にもなりませんでした。

これも、幸いだったのでしょう。

このような成り行きで、わたくしの、格闘が始まったのでした。

2本の先尖りのピンセット、

これを、息を止めて、

メガネを外して、あやつりました。

上に掲載しました写真は、

もう、虫食いのところが終わった時のものです。

気楽に、   写真でも写してよ。

こんな感じですね。     てなことは、

息をつめての間は、考えもできませんでした。

虫食いに、挑んでいる時には、

写真など、写す余裕は無かったです。

     …   …   …

さいわい、たまたまでしょうか?

わたくしの、

お茶の師匠が、

生業として、表具屋を営んでおいででした。

自治体から、表彰をお受けになったほどの、

お腕をお持ちだったのが、助かりました。

お茶の不肖の弟子の願いに、

「この良いキレ(上等の布)を、使えば良いよ」

と まで、お導きくださいました。

     多くの、お人に、

本当に、親切になってまいりましたことを思います。

表具師の、お茶のお師匠は、

深谷(ふかや)房雄先生、と申し上げます。

それで、‘煎餅本’の虫食いに、

何とか立ち向かうことが出来たのでした。

修理の専門家に、大金を払って、修理依頼をしていたら…、

と思うと、ゾッとなります。

何文字のヲシテが、失われてしまったのだろうか?

わたくしによる、

修理の、美観は大したことは無いですが、

それは、何時でも、またやり直せます。

虫食いは、

あの穴の繋がった、島になってしまったダンゴは、

下手でも、やはり、わたくしの修理で良かった。

と、

思っています。

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